台風一過の珊瑚達はどうなってるのか?

シュノーケル

台風9号の影響

こんにちはGemです。
台風9号は宮古島に再接近した際には935hpaとなり島の至る所に爪痕を残していきまいした。

今回は陸もそうですが海への影響が甚大かもしれません。
かなり遠くにいた頃から猛烈な勢力でゆっくりと沖縄地方に接近してきたので猛烈に海が荒れました。

海水温上昇が問題になっている近年は台風が来ることで海水温を下げてくれるので有り難いのですが、ここまで荒れると流石に珊瑚礁への影響も大きくなっているかと思います。

特にヤビジや宮古島の南海岸はかなり珊瑚礁が折れたり壊滅的な被害を受けているかと思われます。

それでも台風は必要?

ここからはあくまでも僕の経験上の話になります。

高水温で死んでしまった珊瑚礁はまた新たな命が着床するか、高水温に耐えたものが成長してくれるのを待つしかない感じで経験上、高水温で壊滅的に死滅してしまった珊瑚礁は場所にもよりますが早くても10年程度は新たに珊瑚礁が育ち始めるまでかかる感じです。10年経っても全然、変わらない場所もありますし生き残りが多ければもう少し早く回復することもありますが。

じゃ〜台風で折れたりしたのはどうなのか?

台風で折れた珊瑚礁は根本から壊滅的に折れてしまうと正直再生が難しいです。台風で怖いのはもちろん台風の波が大きなテーブルサンゴや枝珊瑚を折ってしまうこと。特に大型のテーブルサンゴが折れてしまうと波に揺られその周辺の枝珊瑚や他の珊瑚をボロボロにしていってしまいます。(容易に想像できますよね)

こうなると先ほど書いたように根こそぎ珊瑚がやられてしまうので高水温による白化と同様にそのポイントの珊瑚の回復まで時間がかなりかかってしまいます。

ただ、そこまで根こそぎにやられずに、ただ折れてしまった枝珊瑚などは折れたものは運良く石灰藻などが海底や石灰岩に折れて流されたエダサンゴを固着させてくれるとそこから新たな群体へと成長を始めます。



折れる前のエダサンゴも根元が残っていればそこで成長を続けます。

テーブルサンゴは大きさもあるので枝珊瑚のように簡単には着床しないし回復もしないのですが、枝珊瑚はとっても強いです!

他にも岩のようなハマサンゴやキクメイシ類などもありますが、この子達もエダサンゴ同様比較的強いですが成長速度がミドリイシ系のエダサンゴに比べるとかなり遅いのが難点ですね。

のでエダサンゴに関しては台風一過から数年は難しいですが1〜3年程度で、逆に元あった珊瑚礁より綺麗に広大になる場合もあります。

色も元々は茶色系が多かったのに青系が増えたりと面白い形で変化して行くこともあります。

今回のような勢力の強すぎる台風は頻繁に来られると困りますが、高水温により打撃よりはやはり台風が来て海水温を下げてくれることの方が大事なのかと思います。

台風一過でまだ海は大荒れなので海に入れていないので今回の台風被害がどうなっているかは確認できていないのですが、海が落ち着いたらまた被害チェックをしてきたいと思います。